眉、カットしたり書いても右と左が揃わないの。
なにかいい方法あったら教えてください。
メイクの悩みの中でも特に、眉はどうしたらいいのか分からないパーツですよね?
顔が綺麗にみえる描き方のやり方とアイテムを解説します。
眉の描き方のコツは、顔全体の中での眉を見ることです。
私は、眉だけを見てカットや描くことをやめてから、昭和の細眉を卒業することができました。
おかげで、年齢にふさわしいメイクをすることができました。
そこで今回は、顔が綺麗にみえる描き方のやり方とアイテムを解説・紹介している記事になります。
このようなことでお困りではないですか?
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左右対象に描くことができない。
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カットしすぎて、もとの眉の形がなくなってしまった。
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どう描いたらいいのか分からない。
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昭和の細眉のまま…
眉の書き方のコツ
眉を描く時のコツは、ファンデーションの上にフェイスパウダーをのせてからペンシルで描くことをおすすめします。
ファンデーションの上にフェイスパウダーをしっかりのせることで、眉ペンシルやアイシャドーやチークの色がにじまなくなります。
その理由は、眉を描くペンシルの主成分が 粉 です。
一方、ファンデーションの主成分が、水分と油分です。
(素肌の表面も、汗:水分・皮脂:脂分です。)
主成分が水分と油分でできているファンデーションの上に、主成分が粉でできているペンシルで描くと上手く描けません。
なので、アイブロウ(眉)ペンシルで上手に描くために、粉で出来ているフェイスパウダーを使うことをおすすめします。

眉の位置
顔が綺麗に見える眉の位置は、骨格を参考に決めて描くと自然な仕上がりになります。
- 眉頭:目頭の延長線上より眉毛2〜3本分、内側から始まる
- 眉山:瞳の外側の延長線上
- 眉尻:目尻の延長線と小鼻脇と目尻をつないだ延長線上
眉の形
- 眉頭:台形がおすすめです。
*眉頭が四角だと、男性的な強い印象になります。 - 眉山:瞳の外側の延長線上にくるように目星をつけます。
- 眉尻:眉頭の位置より下にならないようにします。
眉尻が眉頭より下がると困った表情に見えやすいので注意してみてください。
描く順番は6ステップ
まず、眉を描く時は、眉を4つのゾーンに分けると上手に描けます。
- 眉を上下に分ける
- 瞳の中心で分ける
- 眉山から眉尻へつなげる箇所
- 眉尻
次に、眉を描く順番は6ステップです。
自然な仕上がりの眉は、回数を分けて少しずつ描くことが大切です。
もともとの眉全体の形に足りない箇所を描き足す必要があるからです。
具体的な順番が下記になります。
ステップ①:眉の下
ステップ②:眉の上
ステップ③:眉頭の下
ステップ④:眉頭の上
ステップ⑤:眉山の部分
ステップ⑥:眉尻の部分

ステップ①:眉の下の部分
瞳の中心を基準に、眉の下の部分から目尻側へ向かって描きます。
*この時、目尻の終わりのところの延長線上がゴールになるように描きます。
ステップ②:眉の上の部分
瞳の中心を基準に、①の上に眉山の位置までアイブローペンシルで描きます。
*この時、ご自身の眉毛が生えていればアイブローペンシルを強く押し当てないでください。
毛抜きで眉を抜く時の力加減で、軽くアイブローペンシルで触るくらいのイメージで描くと自然な仕上がりになります。
ステップ③:眉頭の下の部分
ステップ①の瞳の中心から、目頭の方向へ描きます。
瞳の中心から目頭へ描く際の角度は、ご自身の目の形や目と眉の間隔を確認しながら描くとバランスがとりやすいです。
*特に、眉頭の下にご自身の眉毛が生えていないことが多々あります。
描く時に、眉頭の下を描き足すことで、強くなりすぎない自然な仕上がりにすることができます。
ステップ④:眉頭の上の部分
眉頭の上の部分は、眉頭の形が台形になるようにステップ③の「眉頭の下の部分」にあわせて描き足します。
ステップ⑤:眉山の部分
瞳の外側の延長線上が眉山の位置になります。
そこから、ご自身の目の丸みとバランスをとりながら描きます。
描く際のゴールは、ご自身の目尻が目安になります。
*ここが眉尻ではなりません。
ここを眉尻として描くと眉迷子になりますのでご注意ください^^
ステップ⑥:眉尻の部分
眉尻は、ステップ⑤で描いた眉山の下の部分から、ご自身の目の丸みにあわせた角度で描きます。
眉尻の長さは、左右の眉を見比べてバランスをとりながら描きます。
これを左右の眉、交互に行います。
片方の眉だけを仕上げてから、もう片方の眉を描こうとすると、ほぼ納得する仕上がりになりません。
なぜなら、左右の眉の状態が全く同じではないからです。
眉全体の形や濃さ、眉毛の長さが異なっているからなんですね^^
なので、左右の眉を交互に確認しながらカットや描き足しをしてみてくださいね。
眉を描く時のポイント
顔が綺麗に見える眉の位置は、骨格を参考に決めて描くと自然な仕上がりになります。
- 眉頭:目頭の延長線上より眉毛2〜3本分、内側から始まる
- 眉山:瞳の外側の延長線上
- 眉尻:目尻の延長線と小鼻脇と目尻をつないだ延長線
次に、眉に限らずメイクをする時に気をつけていただきたいことです。
眉をカットしたり描く時は、顔全体が映る大きな鏡と手鏡を使うことが、とても大事です。
詳しく解説します。

眉をカットしたり描き足す時に注意するといい点
眉をカットしたり描き足す時に注意する点は、 左右の眉を交互にカットと描き足しをすることです。
片方の眉だけ、カットと描き足しを進め仕上げてから、もう片方の眉のカットと描き足しをすすめると、左右のバランスが取りづらいためです。
片方ずつ眉を仕上がると、左右の眉の角度や太さ・眉頭の高さ・眉尻の位置の高さが揃わないことが多いです。
眉をカットしたり描き足す時に注意するといい点を紹介します。
- 眉全体のプロポーションに沿って、余分な眉をカットし、足りない箇所は描き足す。
↓ - 右の眉を描いたら、左の眉と比べて描き足す。
↓ - 左右の眉を比べて、カットする箇所はないか確認する。
↓ - 余分な眉があればカットする。
↓ - 左右の眉を比べて、描き足した方がよければ描き足す。

こうして、左右の眉を見比べてカットと描き足すことを繰り返すことが、とても大切です。
なぜなら、右の眉だけ最後まで仕上げてから、次、左の眉をカットしたり描き始めると、ほぼ100%納得できる仕上がりになりません。
その理由は、もともとの眉が左右対象ではないからです。
ご自身の左右の眉は、全体の形や角度が異なっていたり、穴が空いているように見える箇所があったりしませんか?
異なる状態の眉を左右それぞれ完成させてからもう片方の眉を仕上げようとすると、ほぼ確実に失敗します。
すでに完成した眉に近づけようと本来カットしなくていい眉までカットしたり、眉の濃さが必要以上に出てしまうからです。
なので、左右の眉を交互に見て、それぞれの状態を確認しながらカットと描き足すことを繰り返すことが、とても大切になります。

眉は顔を綺麗にみせるパーツの一つ
また、眉をカットしたり描く時は、顔全体が映る大きな鏡と手鏡を使うこともとても大切です。
眉しか写らない小さな鏡だけを見て、眉を描くとこちらもほぼ100%、顔を綺麗にみせる眉は完成しません。
なぜなら、眉しか見ていないからです。
例えば、車の運転席や助手席の上にある小さな鏡を見ながら眉を描くと、眉尻が上がった形に仕上がります。
それは、小さな鏡に映る眉だけを見て描いているためです。
眉は、顔全体にあるパーツの一つです。
顔全体になじむ自然な眉をカットしたり描くためには、顔全体が映る大きな鏡と眉毛の状態も確認できる小さな鏡の2種類を用意することをおすすめします。
眉の書き方の悩みを解消したお客様の声は、「【初心者必見】メイクレッスンを受け眉の悩みを解消したお客様の声を紹介」で紹介しています。
まとめ
綺麗な形の眉を描くことが目的であればいいのですが、眉は顔全体のパーツの一つにすぎません。
顔全体の中で自然な眉を仕上げようとするなら、眉だけではなく顔全体が映る大きな鏡も使うことをおすすめしています。
また、眉をカットしたり描く時は、鏡をまっすぐ見た状態で工程をすすめてください。
左右の眉の角度を揃えるために欠かせないことです。
それから、小さな鏡を覗きこむように前屈みになることも、逆ハの字眉が出来上がります。
大きな鏡と小さな手鏡の2つを使って、鏡をまっすぐ見た状態でメイクしてみてくださいね^^
ぜひ、参考にしてみてください。